△日程第2 会議録署名議員の
指名---------------------------------------
○議長(中牧盛登君) 日程第2 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第89条の規定により、議長において、11番、宮田一男議員、12番、平林英市議員を指名いたします。
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△日程第3 会期の
決定---------------------------------------
○議長(中牧盛登君) 日程第3 会期の決定を議題といたします。 本3月定例会の会期等議会運営につきましては、2月9日に
議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(二條孝夫君)登壇〕
◆
議会運営委員長(二條孝夫君) おはようございます。去る2月9日に
議会運営委員会を開催し、本3月定例会の会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要について報告をいたします。 会期日程案は、本日2月16日から3月12日を最終日とする25日間であります。 付議されております議案は、報告案件2件、人事案件19件、事件案件1件、条例案件4件、予算案件16件の計42件であります。また、会期中に追加議案が予定されております。 市政に対する一般質問は2月24日、25日、26日の3日間とします。 全員協議会は2月18日に予定しております。
議会運営委員会ではこれらを了承しております。 よろしく御賛同のほどをお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) ただいまの
議会運営委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、
議会運営委員長報告どおり本日2月16日から3月12日までの25日間とし、議会運営につきましても、
議会運営委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日2月16日から3月12日までの25日間とすることに決定いたしました。
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△日程第4 議長諸
報告---------------------------------------
○議長(中牧盛登君) 日程第4 議長諸報告を行います。 昨年11月30日に国道148号の整備促進について、12月21日に
松本糸魚川連絡道路の建設促進について、各期成同盟会の役員とともに県へ要望活動を行いました。 また、先月19日に茅野市で開催されました第165回長野県
市議会議長会総会に副議長とともに出席いたしました。 会議では、長野県市議会議長会の表彰規程に基づき、6名の前正副議長の表彰が行われ、議事では、会務報告の後、会長提出の令和2年度
歳入歳出補正予算、令和3年度歳入歳出予算並びに各市議会から提出された8議案について審議が行われ、いずれも原案どおり可決されました。 また、役員改選を行い、会長に長野市議会議長、通年の副会長に佐久市議会議長など、各役員を選任いたしました。 以上、議長諸報告といたします。
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△日程第5
市長あいさつ---------------------------------------
○議長(中牧盛登君) 日程第5 市長あいさつを受けることとします。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) おはようございます。本日ここに、令和3年大町市議会3月定例会が開会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症につきましては、昨年11月以降、第3の波として全国的に急激に拡大し、この深刻な状況に対し、国では先月7日に1都3県に、さらに13日には7府県を追加して、11都府県に緊急事態宣言を発令するに至りました。その後、先月中旬をピークに減少傾向に転じておりますものの、なお収束は見えず、予断を許さない情勢が続いております。 こうした中、県では、感染拡大圏域や市町村ごとに感染警戒レベルを細分化し段階的に警報を発令するとともに、特に感染が拡大している地域には、飲食店への営業時間短縮等の要請を行い、さらに、医療への負荷の増大に伴い、先月14日から今月3日まで
医療非常事態宣言を発出し、感染リスクを減らすための行動を呼びかけました。 その後、県内では、新たな感染が確認されない日が続くなど、落ち着きが見られるようになったことを受け、先週12日、県は感染拡大の第3波が収束しつつあるとして、当圏域を含め県内の警戒レベルを一斉に2の注意報に引き下げました。 当市におきましては、年末を控えた昨年12月21日に、私から第10弾となりますメッセージを発出し、年末年始の慎重な行動を呼びかけ、年明けの先月13日には11弾のメッセージにより、基本的な感染防止対策を決して緩めることなく取り組んでいただくことを改めてお願いいたしました。しかし、残念ながら先月15日、
市立大町総合病院では、医療従事者や入院患者など6名の感染が確認され、その後の検査の結果、今月3日までにさらに10名の感染が判明しました。病院開設者の立場から、市民の皆様に多大な御心配をおかけしましたことに深くおわび申し上げます。 また、病院以外でも、先月16日以降7名の感染が判明し、今月3日には12弾となります市長メッセージを発出し、基本的な感染防止対策を一層徹底するとともに、感染者への差別や偏見、誹謗中傷などを絶対しないよう呼びかけたところでございます。 これまでも、感染は増減を繰り返し、その都度、大規模な波となってまいりました。引き続き、市民の皆様には感染防止に取り組んでいただきますとともに、疲弊しております市民の皆様の暮らしと地域経済、広範な産業の支援に努めてまいります。
新型コロナウイルスワクチンにつきましては、一昨日、ファイザー社製のワクチンの有効性と安全性が確認されたとして国において正式に承認され、これに先立つ12日にはワクチンの第1便が国内に到着いたしました。 市におきましては、昨日、
中央保健センター内に
新型コロナウイルスワクチン接種準備チームを発足させ、今後は4月からを目途とする高齢者の優先接種を目指すとともに、県及び医療機関等との密接な連携の下、引き続き市民の皆様に対する円滑な接種の実施に力を尽くしてまいります。 なお、これらの概要につきましては、本
定例会全員協議会において御説明申し上げることとしております。 このたび政府が発表した令和3年度地方財政計画では、一般財源総額は、前年度比0.5%、2,886億円減の63兆1,432億円とされましたが、水準超経費を除く交付団体ベースでは、0.4%、2,414億円増の61兆9,932億円が確保されました。 このうち、地方税は38兆802億円で、2兆8,564億円の減収を見込みましたが、地方交付税は8,503億円増の17兆4,385億円、臨時財政対策債を2兆3,399億円増の5兆4,796億円とし、地方財源の確保に配慮された内容となっております。 市の令和3年度一般会計予算は、総額170億3,300万円で、前年度予算に対し2.1%の増となっております。これに、水道・病院事業など8つの企業会計、特別会計を合わせた全会計の合計では、総額291億2,844万円余で、前年度比0.8%増の予算規模となりました。 新年度予算は、第5次
総合計画前期基本計画の最終年度を迎え、市の将来像「未来を育む ひとが輝く 信濃おおまち」の実現に向けた施策に厚く予算を配分するとともに、喫緊の課題であります新型コロナ対策として、ポストコロナを見据えた持続可能なまちづくりに資する事業に意を配しました。 具体的には、中小企業支援策として、市制度資金の融資枠を拡充し、預託金、利子補給金の増額を図るほか、国の施策に対応して固定資産税の特例的な軽減措置を実施いたします。 また、感染防止対策として、保育園、小・中学校及び公共施設における衛生用資器材や備蓄品の購入経費を増額計上するとともに、緊急情報や防災情報を配信する
緊急メールシステムを更新し、SNSを通じた情報発信を一層強化いたします。 さらに、持続可能なまちづくりにつきましては、
コンパクトシティの形成に向けた立地適正化計画及び緑の基本計画の策定を進めるほか、新規事業として、
ワーキングホリデーや短期宿泊によるテレワーク体験などを計画的に推進いたします。 こうした施策の充実に努める一方、歳出を支える歳入におきましては、コロナ禍により、個人・法人市民税ともに減収となりますほか、固定資産税では、評価替えの影響等により大きく減少する見込みとなり、市税の総額は、前年度比5.3%減の39億6,235万円余を計上いたしました。 なお、本年度の法人市民税につきましても、多くの事業所において業績が落ち込んでおり、税収が減収することが見込まれ、減額の補正予算を本定例会に上程いたしております。
北アルプス国際芸術祭につきましては、8月21日から10月10日までの51日間を新たな会期として、現在鋭意準備を進めております。 開催に当たりましては、市民の皆様や来場者、受入スタッフ等、全ての皆様の安全・安心を最優先に位置づけ、実行委員会に新たに
新型コロナウイルス感染症対策特別部会を立ち上げ、
大町保健福祉事務所や医療機関等の専門家からの御助言をいただきながら、リスクを抑え、徹底した感染防止対策に取り組んでまいります。 展示作品につきましては、昨年秋以降、
国内アーティストを中心に順次制作を進めており、5月の開幕100日前に合わせて10作品程度を先行公開することとしております。 また、「食」の取組につきましては、食部会を中心に、コロナ禍での実施方策について検討、調整を進めており、市内事業者の皆様から御協力いただき、テークアウトの積極的な活用やキッチンカー、オープンカフェなど、新しい生活様式の視点を取り入れ、食を楽しんでいただくよう工夫を凝らしてまいります。 当市におきましては、コロナ禍により観光産業をはじめ地域経済に大きな影響が生じており、また、様々なイベントや行事、地域活動などが延期、中止されたことにより、人と人とのつながりや触れ合いが希薄となり、今しか経験できない貴重な交流の機会が数多く失われております。こうした状況下で、市の再生を目指す
新型コロナ克服戦略おおまち再生プランにおきまして、
北アルプス国際芸術祭を戦略の一つに位置づけており、多くの皆様の知恵と工夫をいただき、元気な大町市を取り戻す手がかりとなりますよう、引き続き準備に取り組んでまいります。議員各位並びに市民の皆様の深い御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に、本年度の主な事業の進捗状況及び新年度の主要な施策につきまして、第5次総合計画で定めた5つのまちづくりのテーマに沿って、順次御説明申し上げます。 1番目のテーマは、「ふるさとに誇りを持つひとを育むまち」であります。 旧市内の小・中学校の通学区域の再編につきましては、昨年6月に第1回
学校通学区域再編審議会を開催して以降、これまでに6回の審議会において、既存の校地を活用することを基本に、現状の通学区における児童・生徒数の状況や今後の推移、各学校施設の位置や施設の状況など、様々な視点から比較評価を行い、活用する校地の検討を進めております。 具体的には、現在までの審議の中で、中学校につきましては、校舎の規模や通学の利便性などの点から、仁科台中学校の校地を活用することが適切との方針がまとまり、小学校につきましては、通学区域と行政区域の整合を図り、大町・平地区と常盤・社地区の2通学区とする方向で議論が進んでおります。今後、さらに踏み込んだ議論を深め、来月には答申をいただく予定となっております。 答申後には、これを基に教育委員会及び総合教育会議において再編計画案を策定し、
パブリックコメント等により幅広い意見を求め、さらに検討を加え、具体的な計画を取りまとめてまいります。 今後も、関係団体や市民への審議内容などについて情報発信に努め、丁寧な説明と意見交換を重ね、市民の皆様との情報共有を図りながら慎重に調整を進めてまいります。 児童・生徒1人1台の情報端末(ノートパソコン)と、高速大容量の
通信ネットワークの整備を行う
GIGAスクール構想につきましては、昨年10月末までに端末及び
端末用充電保管庫が各学校に配備され、校内の
通信ネットワークも先月末に整備を完了いたしました。 児童・生徒は、ICT機器への適応性に富んでおり、各教科への活用が円滑に進められており、本年度の姉妹都市立川市との中学生サミット及び小学3年生の交流におきましても、整備されたICT環境を活用したオンライン交流を春休みに行うこととしております。 今後、さらに、先進的な実践例等を参考に教職員への研修を行い、指導スキルの向上を図るとともに、災害や感染症による臨時休業など想定外の緊急時におきましても、子どもたちの学びが停滞することのないよう努めてまいります。 学校施設や設備の改善につきましては、国の第3次補正による補助金を活用して、新年度に予定しておりました八坂小学校及び美麻小中学校のトイレの洋式化を前倒しして今年度実施することとし、本定例会に補正予算を上程いたしました。 生涯学習につきましては、第4次生涯学習推進プランが改定時期を迎え、高度情報化による社会構造の変化や価値観の多様化に対応して新たな計画を策定することとし、市民が生きがいを持ち、心豊かな人生を歩む生涯学習社会の具体化を図るとともに、新たにSDGsの視点を取り入れ策定を進めてまいります。 また、生涯学習の場となります公民館などの施設につきましては、建設から30年以上が経過しており、新年度では、熱中症対策として常盤公民館の空調設備を整備することとし、引き続き、施設機能の適切な維持を図り、安全で快適な学習環境の向上に向け、計画的な整備に努めてまいります。 芸術文化の振興につきましては、昭和61年5月に開館した文化会館が本年35周年を迎えますことから、記念行事を実施し優れた芸術の鑑賞機会を提供するとともに、市民の皆様の自主的な文化活動を支援し、引き続き多彩な地域文化発信の拠点としての役割を果たしてまいります。 また、延期しておりました「第2回美術展ベストセレクションin信濃大町」は、
北アルプス国際芸術祭の会期中での開催を計画しております。市民自らが改めて郷土に目を向け、地域の文化資源を見つめ直し光を当てる重要な機会として、当地の優れた美術作品を広く紹介するとともに、市民の皆様が美術への関心を深めることにより、芸術、文化によるまちづくりを推進してまいります。 昭和26年11月に創立した大町山岳博物館は、本年創立70周年を迎え、記念式典を11月に開催し、これまで山岳博物館を支えていただいた皆様とともに、喜びを分かち合う機会とするとともに、博物館の将来について多くの提言をいただき、改めて山岳文化都市創造の節目といたします。 今後も、北アルプスをめぐる自然や文化の調査研究を基礎として、資料の収集・整理・保存を通じて、積極的に教育普及活動を推進するとともに、当地域の優れた自然、文化を紹介する観光拠点としての機能を発揮し、市民の皆様をはじめ、学術や観光のために訪れる皆様に一層親しまれる施設となりますよう努めてまいります。 スポーツの振興につきましては、国民の祝日「体育の日」が「スポーツの日」に、また、国体との愛称が定着しております「国民体育大会」も、今後、「国民スポーツ大会」に変更されるなど、体育の呼称は、教育現場を除きスポーツに変わる流れとなっており、当市におきましても、新年度から「体育課」を「スポーツ課」に改称することといたしました。 これを契機に、昨年度中間見直しを行いました大町市スポーツ推進計画に掲げる「市民の皆さんが、生涯を通じて、する、みる、ささえるスポーツに親しみ、健康で活力ある暮らし」が実現できますよう、一層スポーツの推進に取り組んでまいります。 また、ウイルス感染症の拡大により延期されておりました東京オリンピックの聖火リレーは、当市では、4月2日に信濃大町駅前から文化会館までの約3キロメートルの区間で行われます。運営方法につきましては、大会組織委員会及び県実行委員会と十分調整を図り、感染予防対策などを含め、万全の準備を進めてまいります。 2番目のテーマは、「活力あふれる産業と地域の魅力を活かしたにぎわいのあるまち」であります。 昨年9月に制定しましたSDGs未来都市計画「SDGs共創パートナーシップにより育む『水が生まれる信濃おおまち』サステナブル・タウン構想」につきましては、具体的な取組として、昨年12月に産学官金連携パートナーシップ「みずのわプロジェクト」を立ち上げ、現在、核となるマネジメントパートナーの皆様から提案をいただき、具体的なアクションプランの策定を進めております。 また、市民の皆様には、アクションプランに基づく様々な取組に参画いただきますよう、SDGsに対する理解を深めていただくための広報・啓発やシンポジウム、ワークショップなどの開催に努めてまいります。 また、市民の参画と協働によるまちづくりを推進するため、市民活動団体や自治会が行うまちづくり活動を支援する、ひとが輝くまちづくり事業におきまして、新年度新たにSDGsの推進に取り組む市民活動を支援することとしております。 市民をはじめ事業者の皆様など、まちづくりを進める様々な立場の皆様との幅広い共創により、新しい価値を共に創り上げ、「みずのわプロジェクト」の取組が一層大きな輪となって広がり、協働の輪が育まれることを期待しております。 国土交通省の補助を受けて取り組む官民連携まちなか再生推進事業におきましては、民間主体のまちづくり活動の中心となりますエリアプラットフォームの構築を進めており、今月13日には信濃大町100人衆会議を大町岳陽高校で開催し、生徒が中心となり、地域のまちづくり活動の関係者に対して行った取材活動の報告などが行われました。 引き続き新年度も、将来のまちづくりに向けた具体的なビジョンを策定するため、エリアプラットフォームの構築を進め、多様な人材が集うコミュニティーの活性化と公民学連携による持続可能なまちづくりを進めてまいります。 地域の労働・雇用環境につきましては、大町公共職業安定所管内の12月の有効求人倍率は1.27倍で、前月の1.47倍から0.2ポイント減少したものの、4か月連続して1倍台を維持することとなりました。 また、10人以上の大規模な人員整理は、昨年5月以降発生しておらず、さらに、事業主の都合による離職件数は6月以降1桁台にとどまっており、市内事業所では、厳しい状況の中、雇用調整助成金や市の制度融資資金等を活用いただき、雇用の維持に努めていただいております。 加えて、幸い本年は雪に恵まれたこともあり、冬季の観光の柱となりますスキー場や宿泊施設等における季節雇用は増加し、雇用の改善が続いております。一方、国では、これまで延長しておりました雇用調整助成金の特例措置の期限を来月末としておりますことから、市といたしましては、地域の雇用状況を注視するとともに、経済対策連絡会議等において情報共有を図り、引き続き労働・雇用環境の維持に向け適切に対応してまいります。 市内の経済状況、とりわけ宿泊事業、飲食事業につきましては、昨年末からの急激な全国的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、GoToトラベル事業が全国的に一時停止されたことにより、当市への観光客など来訪者が減少したことに加えて、地域や職場の忘新年会などの会食機会も自粛傾向が続いており、大変厳しい状況となっております。 このため、県が行うテイクアウト・デリバリー応援事業を活用し、事業の実施窓口となります大町商工会議所と連携して、飲食業者のテークアウト商品の販売促進を図るため、市内大型店の一画に販売ブースを設置し、支援に努めることといたします。 地域商品券「がんばろう!大町応援券」の第2弾につきましては、先月8日に販売を終了し、販売実績は2万2,788冊と、多くの市民の皆様に御購入いただき、深く感謝申し上げます。 換金の状況につきましては、今月10日現在で99.6%となっており、第1弾を合わせて約4億4,600万円余が地域の消費拡大に活用され、市内事業者の支援につながる結果となりました。 昨年4月、市制度資金に創設しました
新型コロナウイルス感染症対策特別資金につきましては、今月2日現在の融資件数が244件、融資総額は31億7,000万円余となりました。今後も引き続きウイルス感染症による事業経営への影響が懸念されますことから、融資窓口の金融機関と連携を密にして事業者の経営の維持安定に努めてまいります。 米の生産対策につきましては、令和2年産米は、生産者や集荷業者等関係団体の取組により目標を達成することができました。令和3年産米につきましては、先月27日に開催された市地域農業再生協議会におきまして、生産調整の目安値が前年に比べ215トン減の8,561トンと決定され、面積換算では、前年に比べ約44ヘクタール減の1,392ヘクタール余となりました。 米の需給バランスにつきましては、食の多様化や少子高齢化による人口減少などに加え、コロナ禍により米価の下落と過剰在庫の発生が危惧されますことから、例年にも増して需給に応じた適正生産の推進が大変重要となっております。 このような状況の中、稲作中心の営農形態であります当市におきましては、生産者所得の維持確保のため、地域農業再生協議会を中心に生産者や集荷業者等関係団体が一体となり、より一層需要に応じた米づくりの推進に努めてまいります。 また、日本産米の海外需要の高まりなどを追い風に市場の拡大を図るため、市では、先月26日に、輸出事業に取り組む意欲ある法人等により構成する大町市農産物等輸出協議会を設立し、今後も引き続き海外輸出に向けた取組を強化してまいります。 林業振興につきましては、本年度、県が策定する地域森林計画に対応して、大町市森林整備計画の改定を進めており、具体的な計画案の概要につきましては、本
定例会全員協議会において御説明申し上げます。 また、新たな森林経営管理制度の推進につきましては、本年度、北アルプス連携自立圏事業として、大北5市町村が共同で実施いたしました森林基本情報のデータ整備が完了しますことから、現在市では、森林整備の具体的な事業の早期導入に向けた準備に取り組むとともに、連携自立圏の枠組みによる実施に向け、県北アルプス地域振興局の支援をいただき、圏域での推進体制等について検討を進めております。 観光振興につきましては、昨シーズンは記録的な雪不足などからスキー場は厳しい運営を余儀なくされましたが、今シーズンは12月にまとまった降雪に恵まれ、市内2か所のスキー場は12月中旬に営業を開始いたしました。 一方、大町温泉郷など市内宿泊施設におきましては、市独自の信濃おおまち冬季満喫宿泊キャンペーンなどを利用したスキーヤーなどの入り込みが期待されましたものの、GoToトラベルの一時停止や国の緊急事態宣言などによる往来自粛により宿泊キャンセルが相次ぎ、温泉郷の一部の宿泊施設では先月から計画的に休業するなど、一段と厳しい状況が続いております。 こうした中、今月1日より始まりました第19回おおまち雪まつりでは、例年実施しておりますオープニングイベントや打ち上げ花火等を中止するなど、規模を縮小し感染対策を徹底した上で開催しており、引き続き市観光協会等と連携し、残り少ないスキーシーズンの誘客に取り組んでまいります。 春の観光シーズンの幕開けとなります立山黒部アルペンルートは、4月15日の全線開通を見込み、現在準備を進めております。昨年の入り込みは延べ24万人と、ウイルス感染症の影響により、開業以来、最も厳しい結果となりましたが、本年は6月1日に全線開業50周年の節目を迎えますことから、関係機関・団体と連携を図り、今できる最善の誘客対策に取り組んでまいります。 移住・定住の促進につきましては、移住セミナーや相談会をリモートに切り替え対応するなど、きめ細かな移住促進施策を積み重ねたことにより、相談窓口を通じた移住実績は、先月末で68人と順調に増加しており、年度末には前年度を上回るものと期待しております。 移住された皆様が長く定住していただくためには、地域になじみ、地域に溶け込むための受入体制、環境づくりが重要であり、本年度実施しました、移住された方と地域住民の皆様が野沢菜漬けの講習を通じ交流を深める移住者交流会「おしゃべりTIME」や、積雪地で暮らす上で不安な雪道での運転を克服するための雪道路上講習「信濃大町雪国デビュタント」は、参加者から大変好評をいただきました。 新年度では、これまでのオンラインによる移住相談会や移住セミナーに加え、新たに、都市部から参加者を募集し、一定期間内市内に滞在して働き、収入を得ながら地域住民との交流を楽しむ「大町版ふるさと
ワーキングホリデー」を予定しております。こうした取組により、将来の移住者掘り起こしを図るとともに、市内事業所の労働力不足などの課題の改善や地域の活力向上にも効果をもたらすことを期待するところであります。 また、新年度は、第2期定住促進ビジョンの最終年に当たりますことから、基本目標や基本方針、施策の検証を行い、人口減少に歯止めをかけるにとどまらず、地域全体の課題解決につなげるための新たなビジョンの策定に向け、全庁的な体制で取り組んでまいります。 3番目のテーマは、「だれもが健康で安心して暮らせるまち」であります。
市立大町総合病院につきましては、先月、院内において、患者や医療従事者に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、県のクラスター対策チームや
大町保健福祉事務所の指導の下、陽性患者が確認された病棟からの入退院及び他の病棟への転棟の停止や、陽性者が確認された病棟及び関係箇所の消毒の実施、濃厚接触者となった職員の自宅待機などの措置を講じました。さらには、接触者の調査や検査等に加え、感染が確認された病棟の患者や医療従事者をはじめ、全ての入院患者及び病院職員と病院に出入りする委託業者にも検査を拡大して実施するなど、感染のさらなる拡大の防止を図るための対策を徹底いたしました。 これまでも、大町病院におきましては、新型コロナウイルスに対して院内感染が起きないよう細心の注意が払われ、業務を遂行してまいりましたが、今回、院内から陽性者が発生しましたことは誠に残念でなりません。しかし、病院職員の皆さんは、感染予防の意識を一層高め業務に従事されており、今後も感染症指定医療機関としての重要な責務を全うしていただくことを心より期待いたしますとともに、必要な支援に積極的に取り組んでまいります。 病院事業の経営状況につきましては、令和元年度決算では、2億8,500万円の純利益を計上し、大幅な収支改善を図ることができましたが、本年度、第3四半期までの医業収益は、コロナ禍の影響による受診控えや定期受診の間隔の延長などにより、約1億3,000万円の収益減となり、昨年同期を大きく下回っております。 しかし、国の
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金により、コロナ患者受入れに対応する空床の確保などに係る経費の補填などもあり、本年度決算見込みにおける経常損益は前年度と同程度の利益が見込まれ、資金不足額は本年度末には大幅な改善が図られるものと考えております。 新年度予算におきましては、医業収益について1億円の減額を見込み、経常損益及び純損益は七、八千万円程度の利益を見込んでおり、経営の安定化を図るとともに、流動負債であります一時借入金の縮減を一層進めてまいります。 ウイルス感染症の終息はなお不透明であり、新たな生活様式による医療機関への受診動向の変化も予想されますが、今後も引き続き、経営健全化計画に基づき、収益確保と経費縮減を柱とした収支の適正化に一層努めてまいります。 なお、病院事業会計の本年度第3四半期までの経営状況等につきましては、本
定例会全員協議会におきまして御説明申し上げることとしております。 福祉分野におきましては、高齢者福祉施策の基本となります第8期大町市老人福祉計画並びに障害者福祉施策の基本となる第6期障がい福祉計画及び第2期障がい児福祉計画の改定に加え、意思決定に支援が必要な方が安心して暮らせるまちを目指すための新たな大町市成年後見制度利用促進計画の策定を進めております。これらの計画の概要につきましては、本
定例会全員協議会において御説明申し上げます。 消費生活センターにつきましては、平成28年度から、北アルプス連携自立圏事業として圏域5市町村の消費生活に係る相談への対応を広域的に実施しており、昨年末時点の相談件数は172件で、前年同期に比べ31件減少しております。複雑多様化する消費生活相談に対し、引き続き警察署や県消費生活センター等と緊密に連携し、特殊
詐欺被害の防止などの啓発活動の強化を図るほか、県の消費者行政活性化事業補助金を活用し、相談体制の一層の充実に努めてまいります。 交通安全の推進につきましては、昨年の交通事故の発生件数は、死亡事故1件を含め61件と、前年を4件上回り、特に高齢者が関わる事故の発生が目立っております。 現在、高齢ドライバーによる交通事故の減少を目的として、65歳以上の運転免許を自主返納された方を対象に、市民バスふれあい号の回数乗車券を交付する運転免許自主返納支援事業を実施しておりますが、新年度から新たに、タクシーの回数乗車券を希望により選択できるよう支援策を拡充することとし、所要の経費を新年度予算に計上いたしました。 引き続き、運転免許を返納しやすい環境の整備を進め、高齢ドライバーによる事故の抑止に努めてまいります。 4番目のテーマは、「豊かな自然を守り快適に生活できるまち」であります。 ニホンライチョウの飼育につきましては、先月環境省が進めるライチョウ保護増殖事業の一環として、大町山岳博物館が飼育する雄1羽を長野市茶臼山動物園に移送し、将来の野生復帰を見据えた人工飼育に取り組むこととなりました。これにより、山岳博物館で飼育しているニホンライチョウは雄4羽、雌3羽となりました。現在、ニホンライチョウは、体全体が純白の冬羽に衣替えしており、自然の中では見ることが難しい冬のライチョウの姿を間近に御覧いただくことができますので、多くの皆様の来場を期待しております。 水道事業につきましては、給水人口が減少傾向に推移しておりますものの、使用水量は、市が進める企業誘致や定住促進等の実績により安定した経営が図られております。新年度におきましても、引き続き送配水管の耐震化を図るとともに、本年度着手した南平配水池の更新工事や、老朽化した送配水管路等の計画的な更新を進め、安心・安全な水道水の供給に努めてまいります。 また、温泉引湯及び供給事業につきましては、基本湯量の確保や安定供給の継続を図るとともに、引き続き機械設備や配湯管の計画的な更新を進めます。 下水道事業につきましては、処理施設全般にわたる包括的維持管理方式により、経費の削減効果が現れており、引き続き効率的な施設の管理と最適化を図るストックマネジメント計画を策定し、施設の機能維持と水洗化の促進に努めます。 道路の除雪につきましては、今シーズンは12月中旬から年末年始にかけての断続的な降雪により、先月末時点における除排雪委託費は1億7,600万円に上りました。これに凍結防止剤散布委託費等を加えた雪害対策の総額は2億1,300万円となり、記録的な暖冬少雪でありました昨年同期と比べ、およそ3.4倍の増加となりますことから、これらの経費について専決により補正予算に計上いたしましたので、本定例会に御報告申し上げます。 引き続き、大雪による市民生活に支障が生ずることのないよう、体制の維持に努めてまいります。 近年、頻発する大地震により、多くの被害が盛土による造成地に発生していることを背景に、国の主導により大規模な盛土による造成地を抽出し、令和4年度を目途に各自治体が現地踏査に基づく危険度判定等を行い、具体的な対策について調査検討を進めることとなりました。これに伴い、当市では、該当する造成地13か所のうち、県が所管する場所を除く7か所について、新年度において国の補助金を活用し必要な調査を実施することといたしました。 また、住宅、建築物の耐震改修の促進につきましては、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりを進めるため、新年度におきましても国の制度を活用し、引き続き住宅の耐震診断及び耐震改修を積極的に実施し、災害に強いまちづくりを推進してまいります。 良好な住宅居住環境の形成につきましては、
新型コロナ克服戦略おおまち再生プランにおける地域活力の再生に向けた取組として、市民の居住環境の向上を図り、安心して暮らすことのできる、安全で良質な住宅ストックの形成に資するため、新年度におきましても、安心安全住宅リフォーム支援事業を継続することとし、所要の経費を新年度予算に計上いたしました。 市営住宅の整備につきましては、市営住宅等整備計画に基づき、借馬団地において、給湯器、ユニットバスの設置などの水回りのリフォーム工事を実施し、住環境の改善を図ります。 北アルプス広域連合が進めておりますごみ処理広域化につきましては、白馬リサイクルセンターの建設工事が順調に進んでおり、当初の計画どおり4月の供用開始を予定しております。また、新年度に着手予定の白馬山麓清掃センターの解体に向けた準備も順次進んでおります。 常盤泉地区における臭気対策につきましては、事業者により新たな焼却方式による脱臭設備導入に向けた調査検討が進められ、より具体的な計画が提案される見通しとなっております。引き続き、地元地区の皆様の御意見や県の見解などを伺い、導入の効果について慎重に検証するとともに、事業者に対しましては、臭気測定などの監視業務を継続して実施し、実効性のある臭気対策を強く求めてまいります。 5番目のテーマは、「市民の参画と協働でつくるまち」であります。 市民活動の促進につきましては、昨年12月12日、市民活動団体の主催による「ぼくらの市民活動フォーラム」が開催され、約90人の皆様に御参加いただきました。 また、本年度のひとが輝くまちづくり事業につきましては、8団体の事業を採択し、コロナ禍の中、各団体が取り組まれた活動の成果報告会を来月20日、文化会館において開催いたします。議員各位におかれましては、市民の皆様の活動の成果を御覧いただくこの機会に、ぜひ御参加いただきますようお願いいたします。 人権政策につきましては、新型コロナウイルス感染者やその御家族、医療従事者等に対する誹謗中傷が全国で重大な問題となっておりますことから、市長メッセージを逐次発出し、市民の皆様に良識に基づく冷静な行動をお願いしてきたところでございます。今後も引き続き、コロナ禍における差別、偏見を解消するため、シトラスリボンプロジェクトの取組を推進し、誰もが温かく受け入れられる地域社会を目指し、人権擁護委員をはじめ、関係機関、団体と連携を図り、人権教育や人権意識啓発に努めてまいります。 なお、市の人権擁護委員9名のうち、6月末に任期を迎える3名の委員について候補者を法務大臣へ推薦するに当たり、法の規定により議会の意見を求めるとことされておりますので、よろしく御協議いただきますようお願い申し上げます。 以上、第5次総合計画で定めました各施策の進捗状況と、新年度を含め、今後の執行方針について御説明申し上げました。年度最終盤に向けて、新年度での展開を視野に入れ、計画いたしましたそれぞれの事業が円滑に推進できますよう全力で取り組んでまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます案件は、報告案件2件、人事案件19件、事件案件1件、条例案件4件、予算案件16件の合計42件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際、説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(中牧盛登君) 会議の途中ですが、11時10分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時56分
△再開 午前11時10分
○議長(中牧盛登君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程第6 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
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○議長(中牧盛登君) 日程第6 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第1号を議題として、説明を求めます。病院事務長。 〔病院事務長(川上晴夫君)登壇〕
◎病院事務長(川上晴夫君) ただいま議題となりました専第1号 令和2年度大町市
病院事業会計補正予算(第4号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、1月6日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、
新型コロナウイルス感染症対策関係費の増額補正でございます。 第2条収益的収入及び支出の補正は、収入では、第1款病院事業収益を2億8,020万2,000円増額し、合計を51億7,821万円といたします。支出は、第1款病院事業費用を1,581万3,000円増額し、合計を47億8,490万7,000円といたします。 第3条資本的収入及び支出の補正は、収入では、第1款資本的収入を8,360万6,000円増額し、合計を8億9,711万3,000円といたします。支出は、第1款資本的支出を8,360万6,000円増額し、合計を8億9,759万3,000円といたします。 2ページを御覧ください。 補正内容につきまして、実施計画により御説明いたします。 収益的収入の款1項2目4国県補助金2億8,020万2,000円の増は、県の
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の内示を受けたことによるもので、主なものは、
新型コロナウイルス感染症専用病棟など受入体制を整備した上で、空床確保に要する経費として1億9,099万円、インフルエンザ流行期においても疑い患者等の診療を行うための感染防止対策や診療体制確保に要する費用として1,906万2,000円などでございます。 収益的支出の款1項1目3経費1,581万3,000円の増は、感染症患者を受け入れる病棟の空調設備修繕費などでございます。 3ページを御覧ください。 資本的収入の款1項3目1国県補助金8,360万6,000円の増は、県の
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の内示を受けたことによるもので、患者受入れのための設備整備に係る補助金でございます。 資本的支出の款1項1目2器械及び備品8,360万6,000円の増は、
新型コロナウイルス感染症の診療や治療に使用するデジタルエックス線画像診断システムや超音波画像診断装置などを整備するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第1号は報告どおり承認されました。 次に、報告第2号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました専第2号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第15号)につきましては、除排雪経費の増加や
新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築等に速やかに対応するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、1月29日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ1億7,851万8,000円を追加し、208億1,599万円とするものでございます。 第2条、第3条につきまして御説明いたしますので、4ページをお願いいたします。 お手元の報告第2号説明資料を併せて御覧ください。 第2表繰越明許費補正は、
新型コロナウイルスワクチン接種事業におきまして、年度を超えた取組となりますことから、繰越しをお願いするものであります。 第3表債務負担行為補正は、参議院県選出議員補欠選挙の執行に当たりまして、ポスター掲示場の作成等の委託料など、新年度に執行する経費につきまして今年度内の契約が必要となりますことから、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15項2目2総務費国庫補助金の節8
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金130万円の増は、歳出で御説明いたしますが、市内飲食店等を支援する事業費に充当するものでございます。 目4衛生費国庫補助金の節2保健衛生費補助金3,721万8,000円の増は、
新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築に対する補助金で、事業費の全額が措置されます。 款19繰入金1億4,000万円の増は、財源調整のため財政調整基金から繰り入れるものであります。 続いて、歳出について御説明いたします。 10ページを御覧ください。 款2項4目7参議院県選出議員補欠選挙費175万9,000円の増は、4月25日執行の補欠選挙に関わる年度内の事務経費でございます。 款4項1目2予防費の
新型コロナウイルスワクチン接種事業3,721万8,000円は、ワクチン接種を円滑に進めるための体制整備に係る事業費で、コールセンターの設置やワクチン接種実施に向けた諸経費を計上しております。 款7項1目1商業振興費の中小企業支援事業147万4,000円は、コロナ禍にあって深刻な影響を受けております市内飲食店等への経済対策といたしまして、テークアウト商品の販売を支援する「がんばろう!大町テイクアウトフェア」の事業費でございます。 12ページを御覧ください。 款8項2目4雪害対策費1億4,000万円の増は、今シーズンは降雪量が多く出動回数が増加しておりますことから、除排雪業務委託料を増額するものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 2点ほど伺いたいと思います。 1点目は、衛生費ですけれども、コロナワクチンの接種事業、ここで委託料が1,056万円組まれておりますけれども、この業務委託というのはどんな内容になるのか、また、対象業者というのはどのくらいに、どういう業者がなるのか説明ください。 それから、下の商工費、「がんばろう!大町テイクアウトフェア」、これも業務委託になっています。予算額84万円ですけれども、どんな業務になるのか、業務の委託先というのはどんな事業者になるのか説明ください。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいま御質問いただきましたコロナワクチン接種事業におきます委託事業の内訳について御説明申し上げます。 まず、今回の委託料につきましては、ワクチン接種券の作成業務、システムの改修業務、また、接種券の発送等に係る委託のほうを予定しております。システムの改修等につきましては、現行のシステムを改修して使用するため株式会社電算、また、接種券等の発行等につきましても電算のほうに委託することを予定しております。 以上になります。
○議長(中牧盛登君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(栗林幸夫君) 私からは、「がんばろう!大町テイクアウトフェア」の関係についてお答えいたします。 委託の内容でございますけれども、実際のテークアウト商品の販売、商品管理の業務、また、委託先につきましては、大町市商店街連合会を委託先に予定しているところでございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) コロナウイルスの事業では、委託者が電算ということで、これは電算以外に対象事業者というのはないということなんでしょうか、その点について改めて説明いただきたいと思います。 それから、テークアウト業務の委託ですが、商店街連合会、これは対象事業者として公平性、そういう点ではどのように検討されているのか説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいま御質問いただきました株式会社電算への委託でございますが、現行システムを改修しての利用となりますことから、株式会社電算への委託を考えているところでございます。 以上です。
○議長(中牧盛登君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。 公平性についてということでございますけれども、ほぼ市内の飲食店につきましては、それぞれの商店街に加盟されているということ、また、それの連合体であります大町市商店街連合会に委託するということで公平性は保たれているというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第2号は報告どおり承認されました。 次の議案第1号から第19号までの19議案は、大町市
農業委員会委員の任命に関する議案であります。 お諮りいたします。この19議案を一括議題とし、説明を受けた後、一括して質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 議案第1号から議案第19号までを一括議題として、提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) ただいま議題となりました議案第1号から議案第19号までの19議案は、いずれも大町市
農業委員会委員の任命に係る議案でございます。一括して提案理由の御説明を申し上げます。 現在の農業委員が令和3年4月8日をもって任期満了となりますことから、大町市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例に基づき、定数の19名を選定いたしましたので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。 委員の選定に当たりましては、大町市農業委員会の委員の任命に関する規則に基づき、市内の農業者等関係者への周知に努め、推薦及び公募を行い、届の提出のありました19名のうちから、市
農業委員会委員候補者選考委員会の評価結果を踏まえ、委員に、議案第1号、栗林学氏、議案第2号、中村茂氏、議案第3号、中村元治氏、議案第4号、水島健治氏、議案第5号柴原猛氏、議案第6号、成澤伸治氏、議案第7号、西山善久氏、議案第8号、丸山計廣氏、議案第9号、奥原文登氏、議案第10号、小林平八氏、議案第11号、等々力潔氏、議案第12号、中條隆史氏、議案第13号、降旗伸男氏、議案第14号、伊藤宏昭氏、議案第15号、鷹巣夕子氏、議案第16号、降幡順治氏、議案第17号、大日方宗仁氏、議案第18号、小林稔氏、議案第19号、丸山正子氏の以上19名を委任いたしたく、提案した次第でございます。 なお、各氏の略歴につきましては、お手元に資料をお配りしたとおりでありますが、いずれの方も農業に関する見識を有し、農地利用の推進に関する事項その他農業委員会の所掌に属する事項に関しその職務を適切に行う農業委員会の委員として適任でございます。 御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。 議案第1号から議案第19号までについて御質疑はありませんか。平林英市議員。 議案第何号ですか。
◆12番(平林英市君) 第19号の丸山さんについてのことですけれども、個人的にどうのこうのという問題じゃなくて、3年前までは公選制ということで、立候補、農業を営む人だというふうに理解しておりましたけれども、それが選考委員会によって選出され、任命制という形になっているわけですけれども、この方は全く無職というようになっておりますし、農業を営んでいないんじゃないかと思うんだけれども、その関係で利害関係を有しないという形になっていますけれども、これは一体どういう意味を指しているのか、その内容を教えてください。
○議長(中牧盛登君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(鳥羽章人君) 御質問にお答えします。 まず、丸山計廣さんにおかれましては…… 〔「違いますよ」と呼ぶ者あり〕
◎農林水産課長(鳥羽章人君) すみません、申し訳ございません。丸山正子さんにおかれてでございますが、利害関係を有しない者というのは、実際に農業をやっていらっしゃらないということで、農業関係の団体だとか実際に運営されていない方で、農業に関しての利害関係が発生しない方ということで、適任であるということで選考委員会の中でも御審議をいただいたという経過でございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。
◆12番(平林英市君) 私の聞いているのは、農業をやっていない者、やっている者との利害関係というのはどこに生まれるのか。やはり農業委員会だから農業に従事している人が基本になるんじゃないかなと私は思うんですけれども、その辺のところを聞いているわけです。
○議長(中牧盛登君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(鳥羽章人君) 御質問にお答えします。 これは、農業委員会法の中にこれが規定されておりまして、農業関係の方々から委員になっていただくという部分と、公平的なそういう意見をいただくという部分もありまして利害関係のない者も委員の中に入っていただくようにと、そういう法律の中での規定がありますので、それを受けてということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。
◆12番(平林英市君) その以前の公選制では、それもそういう規定があって、全く非農家の方が農業委員になったということでいいわけですか。それとも、今回これがそういう形になってきたと、こういうことですか、どっち。
○議長(中牧盛登君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(鳥羽章人君) お答えします。 公選制のときには、実際に選挙権とかそういった審査がございますので、農業者という、そういうものがございました。ただ、法改正によりまして公選制が廃止されたことに伴いまして、先ほど申し上げましたとおり、利害関係のない者も農業委員の構成の中に入っていただくということで法律が改正されたということでございますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。一括議題とした本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、これより順次採決いたします。 最初に、議案第1号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第2号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第3号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第4号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第5号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第6号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第7号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第8号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第9号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第10号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第11号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第12号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第13号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第14号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第15号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第16号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第17号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第18号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。 次に、議案第19号 大町市
農業委員会委員の任命について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。採決が終わりました。議案第1号から議案第19号までの大町市
農業委員会委員の任命については、いずれも原案どおりこれに同意することに決しました。 次に、議案第20号
新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました議案第20号
新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 お手元の政策等の形成過程説明資料を併せて御覧ください。 本案は、
新市まちづくり計画の変更について、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
新市まちづくり計画は、平成18年の合併の際に、新市建設に向けた基本方針や主要施策を定めるまちづくりの指針とし、合併年度から10年間を計画期間としておりましたが、平成23年に発生いたしました東日本大震災の影響により震災関連法が施行され、合併特例債の利用期間について5年間延長することが可能となりましたことから、当市におきましても計画を延長し、令和3年3月31日までの計画として合併特例債を活用した事業を実施してまいりました。 その後、同法の改正により、合併特例債の利用期間をさらに5年間延長することが可能となりましたことから、再度計画期間の延長と当該期間の財政計画を追加するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第20号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第21号 大町市基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。副市長。 〔副市長(矢花久則君)登壇〕
◎副市長(矢花久則君) ただいま議題となりました議案第21号 大町市基金条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 お手元に配付いたしました議案説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 今回の改正は、大町市基金条例で管理しております9つの基金に加え、新たに地球温暖化防止対策基金と中小企業振興基金、2つの基金を創設するものでございます。 地球温暖化防止対策基金につきましては、現在稼働しております市の小水力発電施設からの売電収入の一部を積み立て、市が掲げる環境未来都市の創造に向けて、地球温暖化防止対策に資する事業の財源に活用することを目的としております。 また、中小企業振興基金につきましては、コロナ禍により融資額が大きく増加し、利子、補助金の増額が見込まれますことから、本年度の国の地方創生臨時交付金の一部を積み立て、中小企業の経営安定を図るため、中小企業振興条例に基づくあっせん融資の利子補助金の財源とすることを目的としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第21号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第22号 大町市
福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました議案第22号 大町市
福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 お手元に配付の説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 今回の改正は、健康保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行に伴うもので、医療保険における被保険者等の資格確認を行う際、これまでの被保険者証のほかに、マイナンバーカードによるオンライン資格確認ができるようになったことに伴う改正が主なものでございます。 第6条第5号では、現行の「被保険者等」の次に「後期高齢者医療被保険者」を加えるものであります。 第7条第1項は、オンライン資格確認の導入に伴い、医療保険の被保険者等の確認について、これまでの被保険者証のほかに、マイナンバーカードでも可能になったことに伴う改正でございます。 また、現行では、自立支援医療受給者証の提示について第1項で規定しておりますが、第2項を新設し、他の法令等に基づき、国及び地方公共団体の負担による医療の給付を受ける場合は、その受給者証等を提示いただくよう規定するものであります。 第8条第2項及び第4項の改正につきましては、第7条第1項の改正と同様に、オンライン資格確認の導入により、被保険者証のほかに、マイナンバーカードを利用し被保険者等の確認が可能となったことに伴う改正でございます。 附則といたしまして、条例の施行日を公布の日としております。 以上御説明申し上げましたが、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 説明の中で、マイナンバーカードによって被保険者等の照合等が可能になるという説明でしたが、これが及ぶ範囲というのはどの範囲に及ぶのか。例えば健康保険とか、そういった領域、どの辺までマイナンバーカードによる照合が可能になるのか説明いただきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) ただいま御質問いただきましたマイナンバーカードによる資格の確認の件でございますが、その方の保険の資格の確認がマイナンバーカードを使いまして確認できるというようなことになります。ですので、国民健康保険に入られている方ですとか社会保険ですとか、そういった資格の確認ができるものとなります。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) そうしますと、国保とか年金関係、後期高齢者医療等、介護保険等、そういった分野の照合というのがマイナンバーカードによって可能になるという解釈でよろしいんでしょうか。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) 例えば自治体独自で設けている福祉制度等は反映されていないんですけれども、おおむね国民健康保険ですとか社会保険の加入ですか、そういったところの資格の確認ができるようになるものでございます。 以上です。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 従前から問題として挙げられています個人情報の保護とか、そういった権利の保護という、こういった分野では、この制度の施行に当たっては、そういったセキュリティーの問題はどのように検討されているんでしょうか。
○議長(中牧盛登君) 市民課長。
◎市民課長(勝野律子君) この制度につきましては、国のほうで整備を進めるものでございますが、マイナンバーカードを医療機関等の窓口において設置されておりますカードリーダーにかざして、あと顔認証によって本人確認をして、医療資格の確認ができるものとなっております。保険証の提示はしなくていいことになりますので、コロナ禍においても人との接触が避けられる、また、万が一紛失等の心配もあるところではございますが、ICチップの中に記載されているものにつきましては暗号化されております。また、そこにICチップの中に様々な個人情報みたいなものは書き込まれておりませんので、その点では心配がないものと考えております。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) ほかにございませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第22号は、社会文教委員会に付託いたします。 次に、議案第23号 大町市
工場等誘致振興条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。産業観光部長。 〔産業観光部長(駒澤 晃君)登壇〕
◎産業観光部長(駒澤晃君) ただいま議題となりました議案第23号 大町市
工場等誘致振興条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明申し上げます。 お手元に配付の議案第23号説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 令和2年12月定例会市議会全員協議会におきまして御説明いたしましたが、今回の改正は、用地取得価格及び投下固定資産総額に対する助成において、新設、移設、増設の1回ごとの助成に対する限度額としており、1社当たりの累計限度額については規定がなく、設備の増設と新規雇用者の要件が整えば、何回でも申請が可能となっているため、累計限度額を設定する改正が主な内容でございます。 新旧対照表、1ページを御覧ください。 第2条第6号では、助成の対象となる地域等を定めておりますが、現行では対象となる地域を並列表現で記載しておりましたが、それをアからオまでに分かりやすく記載するものであります。 また、イの農村地域への産業の導入の促進等に関する法律は、法律の名称の変更に伴い改正するものであります。 2ページをお願いいたします。 第3条では、優遇措置を定めておりますが、第3項にただし書を加え、工場等設置事業の助成において、同一の者に対する助成金の交付額は4億円を限度とするものであります。 3ページをお願いいたします。 別表の工場等設置事業のただし書を、法律名称の改正に伴い、農村地域工業等導入地区を産業導入地区に改正するものであります。 附則には、条例の施行日を令和3年4月1日から施行するとし、改正前の条例第3条の規定による助成金の交付を受けている者は、改正後の条例第3条第3項ただし書に規定する交付限度額の適用を受けるものとしております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第23号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第24号 大町市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。建設水道部長。 〔建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎建設水道部長(田中一幸君) 議案第24号 大町市都市公園条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の改正は、大きく2点でございます。 1点目は、都市公園の使用許可制度の規定を見直すもので、国からは、コロナ禍の中で公園等のオープンスペースの活用について検討するよう求めておりますことから、都市公園内での物品販売等に対する許可の見直しを行い、公園を利用しやすくすることで、市街地の活性化、駅周辺のにぎわいの創出などを見込み、規定を改めるものでございます。 2点目は、公園の適正管理のため、都市公園法の規定に合わせ、工作物などの保管手続等について新たに規定し、その他用語の整理及び法等の引用条項の整理をするものでございます。 それでは、条例改正の主な内容について御説明しますので、お手元の議案第24号説明資料、新旧対照表を御覧ください。 1ページ、第2表の2については政令と同じに表記を改め、2ページをお願いいたします。第3条については法に合わせ字句の表記を改め、下段の第7条については法の引用条文を改めるものでございます。 3ページを御覧ください。 第10条については条文を整理し、第11条第1項第2号は、許可の取消要件となる許可に付した条件に違反しているものを政令に合わせ新たに追加し、第2号を第3号に改めるものでございます。 第11条の2から第11条の6については、条例で規定することとしている法の規定に基づき、新たに定めるものでございます。 3ページ下段の第11条の2については、あらかじめ許可を受けた工作物等を除却し、保管した場合の公示事項について規定するものでございます。 4ページの第11条の3については公示の方法について、第11条の4については、公示をした日から一定期間を経過し、当該工作物等を売却する場合の価額の評価等について規定するものでございます。 第11条の5については、売却する場合の手続について規定し、5ページの第11条の6については、工作物等を返還する場合の手続について規定するものでございます。 第13条については法の引用条項を改め、最下段の第14条については占用許可を行為等の許可に改めるものでございます。 6ページを御覧ください。 第18条は、法の引用条項及び用語を整理するものでございます。 次に、別表について御説明申し上げます。 別表の使用料1の表、第3条第1項の規定による行為の場合の表について、従来第1号に掲げる物品の販売等の行為については、公園内を移動して行うか一定の位置で行うかにより使用料の算定方法が分かれておりました。改正後は、1日1件580円を一律徴収することとし、工作物等を設け占用する場合は、7ページ下段の別表3第8条の規定による占用の場合の金額を別途徴収することとするものでございます。 7ページの第2表の2の表及び3の表、右の摘要の欄を削除し、最下段の備考に1平米未満や端数の場合の考え方について新たに明文化するものでございます。 なお、本条例の施行日は令和3年4月1日とし、改正後の使用料につきましては、同日以後の都市公園の使用に係る使用料について適用することとなります。 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第24号は、総務産業委員会に付託いたします。 ここで昼食のため、午後1時まで休憩といたします。
△休憩 午前11時58分
△再開 午後1時00分
○議長(中牧盛登君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6の議事を継続いたします。 議案第25号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第16号)を議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) ただいま議題となりました議案第25号 令和2年度大町市
一般会計補正予算(第16号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、国の追加補正などによる新年度予定事業の前倒し実施や、ふるさと寄附金の増、年度末に向けた各事業費の確定による計数整理が主な内容となっております。 1ページを御覧ください。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ7,565万2,000円を追加し、総額を208億9,164万2,000円とするものでございます。 第2条から第4条につきましては、6ページ、7ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正は、それぞれ進捗状況により年度内の完了及び支出が困難な見通しとなった11事業に加え、国庫補助金の内示等により前倒して着手する3事業、合わせて14事業につきまして翌年度への繰越しをお願いするものでございます。 繰越明許の事由等につきましては、お手元の議案第25号説明資料を御覧ください。 次に、第3表債務負担行為補正は、
工場等誘致振興条例に基づく助成金につきまして、事業完了の時期が延期となったことなどから、期間の延長をお願いするものでございます。 第4表地方債補正につきましては、事業費の確定及び事業の前倒し実施に伴い、起債借入限度額を補正するものであります。 12ページを御覧ください。 歳入について御説明申し上げます。 款1市税は、4,430万9,000円の減で、主にコロナ禍の影響による法人市民税の減収を見込んでおります。 款15国庫支出金5,702万7,000円の増のうち主なものは、14ページ中段の項2目2総務費国庫補助金の節8
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4,800万円と、前倒して行う八坂小学校、美麻小中学校のトイレ洋式化事業に対する、目10教育費国庫補助金1,074万2,000円でございます。 款16県支出金4,458万5,000円の増のうち主なものは、16ページになりますが、項2目6農林水産業費県補助金の節31担い手確保・経営強化支援事業補助金5,262万7,000円で、民間事業者が行う設備投資に対する市補助金の財源となってございます。 18ページをお願いします。 款18項1目1総務費寄附金の節1ふるさと寄附金5,700万円の増は、コロナ禍における巣ごもり需要等により寄附金が大幅に増額となったものであります。 20ページをお願いします。 款22市債につきましては、八坂定住促進住宅建設工事、ごみ処理広域化推進事業負担金の確定のほか、前倒して着手する八坂小学校、美麻小中学校トイレ洋式化工事に活用する学校施設整備事業債の追加でございます。 続いて、歳出について御説明いたします。 22ページを御覧ください。 款2項1総務管理費7,249万円の増のうち主なものは、目3企画費のふるさと応援団事業における寄附金増額に伴う返礼品と積立金の増額によるものであります。 24ページ中段をお願いします。 款3民生費4,423万8,000円の減のうち主なものは、項1目2障害者福祉費で、次の26ページになりますが、障害者自立支援給付事業における生活介護給付費などの減額、目3高齢者福祉費の高齢者福祉事業費におきまして、新型コロナ対策として事業化いたしました高齢者外出支援タクシーの利用料の確定等による減額でございます。 28ページを御覧ください。 款4衛生費1,876万2,000円の減は、項2目2廃棄物処理費で、北アルプス広域連合負担金の確定による減額が主な要因となっております。 30ページを御覧ください。 款6項1目3農業振興費の農業推進支援センター事業5,262万7,000円の増は、歳入でも申し上げましたが、民間事業者が行う設備投資に対する補助金で、全額県費で措置されます。 32ページをお願いします。 款7項1目1商業振興費の中小企業支援事業4,000万円の増は、本定例会に上程しております中小企業振興基金に積立てを行うものでございます。 款8項2目2道路維持費の道路維持管理事業では、社会資本整備総合交付金事業の前倒しにより舗装修繕工事2,500万円を計上しております。 34ページ下段を御覧ください。 款10項2目1小学校管理費の小学校施設営繕費3,384万2,000円の増は、これも前倒しで行います八坂小学校、美麻小中学校におけるトイレ洋式化の工事費となってございます。 38ページ以降は、給与費明細書となっております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 担当委員会の案件ですけれども、市長の見解を伺いたいので質問します。 6ページ、繰越明許費補正等上がっていますけれども、例年に比べて非常に件数が多いように思うんですが、この原因というのはどこにあるのか説明ください。
○議長(中牧盛登君) 企画財政課長。
◎企画財政課長(田中久登君) 質問にお答えいたします。 繰越明許費の補正、今回たくさん計上してございます。例年より多い理由でございますが、まず1点目として、コロナ禍の影響によりましてそれぞれの事業の進捗において、例えば用地交渉ですとか、そういったものに時間を要したということにより、年度内に工事が終わらないために繰越明許費を起こすというものが1点でございます。 もう一つの要因としましては、これもコロナ禍の影響になろうかと思いますが、国の3次補正ですとか、そのほかの国の補助金の新たに交付が決定した事業ということで、当初3年度に予定しておりました事業を前倒して実施するものがあります。そうしたことから、例年よりも繰越明許費の補正が多いという状況でございます。 以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。
◆10番(大和幸久君) 工場誘致関係の補助金の増加とか、そういったものが、こういった本来の事業に影響を与えて繰越しになっているというような要因はないんでしょうか。その辺、市長の見解だけ伺っておきたいと思います。
○議長(中牧盛登君) 企画財政課長。
◎企画財政課長(田中久登君) お答えいたします。 今回の、先ほども答弁申し上げましたように、繰越明許の主な理由としましては、とてもイレギュラーな、コロナ禍の影響によって事業の進捗に影響が出たというものが主な要因でありますので、御理解をいただきたいというように思います。ほかに要因はございません。 以上です。
○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号は、各常任委員会に付託いたします。 次に、議案第26号 令和2年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました議案第26号 令和2年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 1ページを御覧ください。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ2,532万9,000円を追加し、総額をそれぞれ30億4,425万2,000円とするものであります。 第2項事業勘定の第1表歳入歳出予算補正並びに事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 8ページを御覧ください。 事業勘定の歳入ですが、款5項1財産運用収入27万7,000円の増額は、基金積立金利子でございます。 款8項4目3雑入2,505万2,000円の増は、令和2年度保険給付費の確定によるものでございます。 次に、歳出でございますが、10ページを御覧ください。 款7項1基金積立金27万8,000円の増は、基金積立金の利子分でございます。 款9項1目3償還金2,558万1,000円の増は、令和元年度保険給付費等交付金、普通交付金の精算による返還金でございます。計数整理のため予備費を53万円減額いたします。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第26号は、社会文教委員会に付託いたします。 次に、議案第27号 令和2年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題として、提案理由の説明を求めます。建設水道部長。 〔建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第27号 令和2年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、事務事業の完了見込みに伴う歳入歳出の減額と繰越明許費が主なものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ500万円を減額し、総額を2億1,055万3,000円とするものでございます。 第2条繰越明許費については、4ページを御覧ください。 第2表繰越明許費は、水道本管工事において近接で行われている他の工事との工程調整及び道路管理者との設計調整に時間を要したことによるものでございます。 8ページを御覧ください。 歳入ですが、款3項1目1繰入金は、事業完了見込みにより一般会計からの繰入金を500万円減額するものでございます。 10ページを御覧ください。 歳出ですが、款2項1目1建設改良費の節12委託料につきましては、年度末での事業完了見込みにより500万円を減額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第27号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第28号 令和2年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)を議題として、提案理由の説明を求めます。建設水道部長。 〔建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第28号 令和2年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、時間外手当の不足による補正と、人事異動及び退職者の確定に伴う退職給付金の補正でございます。 第2条収益的支出の補正では、第1款水道事業費用を165万5,000円増額し、合計を4億7,091万3,000円とするものでございます。 補正内容につきまして、2ページ、実施計画を御覧ください。 収益的支出では、款1項1目5総係費の節2手当を27万円、節7退職給付金を138万5,000円、それぞれ増額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第29号 令和2年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第2号)を議題として、提案理由の説明を求めます。建設水道部長。 〔建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第29号 令和2年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、事業の決算見込みにより、消費税の納付額の増加が見込まれることによる消費税及び地方消費税の補正でございます。 1ページ、第2条収益的支出の補正では、第1款温泉引湯事業費用を15万円増額し、合計を6,426万3,000円とするものでございます。 2ページを御覧ください。 補正内容につきまして、実施計画(第2号)で御説明申し上げます。 収益的支出のうち、款1項2目2の消費税及び地方消費税15万円の増は、動力費等の支出見込額の減少に伴う消費税の納付額の増加によるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第30号 令和2年度大町市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)を議題として、提案理由の説明を求めます。建設水道部長。 〔建設水道部長(田中一幸君)登壇〕
◎建設水道部長(田中一幸君) ただいま議題となりました議案第30号 令和2年度大町市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、退職者の確定による退職給付金の補正、事業の決算見込みによる消費税の補正及び国の交付金事業の追加配分に伴う事業費の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第2条業務の予定量の補正につきましては、4建設改良事業費を補正後1億6,422万7,000円とするものでございます。 第3条収益的支出の補正では、第1款下水道事業費用を987万3,000円増額し、合計を10億2,615万2,000円とするものでございます。 第4条資本的収入及び支出の補正では、収入では、第1款資本的収入を120万円増額し、合計を4億899万8,000円とし、支出では、第1款資本的支出を483万4,000円増額し、合計8億2,646万7,000円とするものでございます。 3ページを御覧ください。 補正内容につきまして、実施計画(第2号)で御説明申し上げます。 収益的支出のうち、款1項1目1総係費の節7退職給付金487万3,000円の増は、人事異動及び退職者の確定により退職給付金を増額するものでございます。 項2目3節1消費税の500万円の増は、事業の決算見込みにより消費税の納付額の増加が見込まれるものでございます。 資本的収入のうち、款1項4目1国庫補助金は、雨水管渠整備事業に関わる国の交付金の追加配分により、翌年度事業を前倒しして実施する舗装復旧工事の財源とする収入予算を120万円増額するものでございます。 資本的支出の款1項1目3雨水排水施設建設改良費は、雨水管渠整備における負担金不足額を483万4,000円増額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第30号は、総務産業委員会に付託いたします。 次に、議案第31号 令和2年度大町市
病院事業会計補正予算(第5号)を議題として、提案理由の説明を求めます。病院事務長。 〔病院事務長(川上晴夫君)登壇〕
◎病院事務長(川上晴夫君) ただいま議題となりました議案第31号 令和2年度大町市
病院事業会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症患者等の増加に対応するための各種手当の増額などが主なものでございます。 第2条の収益的支出の補正は、第1款病院事業費用を1,419万9,000円増額し、合計を47億9,910万6,000円とするものでございます。 2ページの補正予算実施計画を御覧ください。 収益的支出の款1項1目1給与費の増の主なものは、手当につきましては、感染症病棟などに勤務する職員の特殊勤務手当や時間外勤務手当など929万9,000円の増でございます。 報酬につきましては、会計年度任用職員の看護師等をコロナ対応で手薄になった部署への補充のため配置したことなどにより、370万円を増額いたします。 3ページからの給与費明細書につきましては、後ほど御覧いただきたいと存じます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第31号は、社会文教委員会に付託いたします。 次に、議案第32号 令和3年度大町市一般会計予算を議題として、提案理由の説明を求めます。 最初に、歳入全般について説明を求めます。副市長。 〔副市長(矢花久則君)登壇〕
◎副市長(矢花久則君) ただいま議題となりました議案第32号 令和3年度大町市一般会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、私からは歳入全般について御説明申し上げます。 今回の予算における歳入歳出の積算根拠等につきましては、予算説明資料としてあらかじめお配りしておりますことから、説明に当たりましては、それぞれの主要項目や新規事業など要点を絞った説明とさせていただきたいと存じます。 初めに、令和3年度大町市一般会計予算書の1ページを御覧ください。 第1条は、歳入歳出それぞれ170億3,300万円とするものであり、予算規模は前年度に比べまして3億5,500万円、率にして2.1%の増でございます。 第1条第2項の第1表歳入歳出予算は、予算書の2ページから7ページに記載してございます。 次に、第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、予算書の8ページに記載しております。お手元の議案説明資料と併せて御覧ください。 主なものについて御説明申し上げます。 まず、債務負担行為でございます。 都市計画マスタープランの改定につきましては、現在策定を進めております立地適正化計画及び緑の基本計画を包括し、整合性、連続性を持たせるために令和3年度から2か年にわたる業務とするよう設定するものでございます。 次に、地方債でございます。 臨時財政対策債6億6,682万1,000円のほか、美麻定住促進住宅建設事業では5,770万円、中段に記載のごみ処理広域化推進事業では1億7,300万円など、事業につきまして過疎債、合併特例債等を活用することとし、総額11億4,522万1,000円の限度額を設定しております。 次に、9ページからの歳入歳出予算事項別明細書のうち、歳入について御説明いたします。 別冊の令和3年度当初予算歳入歳出予算説明資料の歳入の1ページを御覧いただきたいと存じます。 款1市税の合計は39億6,235万9,000円、前年比5.3%減で、6年ぶりに40億円を下回る見通しでございます。コロナ禍により企業収益の減収が見込まれますことから、項1市民税では、個人・法人、合わせて1億4,685万2,000円の減、2ページに記載の項2目1固定資産税では、評価替えの影響と事業収入が減少した中小企業支援のための課税標準の特例軽減措置により、現年課税分では8,802万円の減、その一方で、令和2年度分の課税を猶予していることに伴う滞納繰越分は増額を見込んでおりますことから、総額では5,333万1,000円の減としております。 続きまして、4ページを御覧ください。 市税以外の主な内容についてでございます。 款2地方譲与税から款9環境性能割交付金までは、直近の決算状況と地方財政計画から推計し、全ての費目で減収を見込んでおります。 款10地方特例交付金は、税制改正等によります地方の減収分を補填する交付金でありますが、3年度分では、先ほど御説明申し上げましたように、固定資産税における特例軽減措置による減収分が特例交付金で全額措置されますことから、他の項目と合わせ4,928万円の増の6,550万円を見込んでいるところでございます。 款11地方交付税は、普通交付税において、市税等の大幅な減収による基準財政収入額の減額に加え、子育て支援施策や高齢者対策など社会保障関係経費の増額等に対応するため、地方財政計画で増額確保され、基準財政需要額に算入されております。これにより、地方交付税は合併の優遇措置である合併算定替えが終了しますものの、0.7%増の55億2,247万4,000円を見込んでおります。 次に、5ページ中段を御覧ください。 款14使用料及び手数料は、1.9%の減の2億7,555万4,000円としており、減額の主な要因は、項1目2民生費の使用料で、保育所使用料の実績見込みから算定したものでございます。 続きまして、7ページ中段を御覧ください。 款15国庫支出金は、全体では12億5,144万2,000円、前年比1,300万6,000円の減でございます。 このうち増額の主なものは、款1目3民生費国庫負担金、節1障害者福祉費負担金で、障害児通所支援給付費等の扶助費の増額により1,260万9,000円増の3億8,066万4,000円、8ページの節6施設型給付費負担金では、幼児教育・保育無償化による歳出予算での負担金の増分の約2分の1、1,900万8,000円増の1億4,113万6,000円を見込んでおります。 一方、減額の主なものとしましては、8ページ中段となります節3生活保護費負担金が1,162万5,000円減の2億848万5,000円、また、10ページに記載されております項2目8土木費のうち節2社会資本整備総合交付金につきましては、国庫補助金の道路橋梁施設や市営住宅等において3年度に予定しておりました一部の工事を2年度に前倒ししたことにより、550万3,000円減の1億1,528万2,000円としております。 次に、11ページを御覧ください。 款16県支出金は、11億285万3,000円、前年比1億846万9,000円の増でございます。増額の主なものは、12ページ最上段となります目3節4の施設型給付費負担金の8,170万1,000円、おめくりいただきまして、14ページ最下段となります目6節27の産地パワーアップ事業補助金の8,650万円、おめくりいただきまして、15ページ、項3目2の県委託金総務費では、参議院、衆議院の2つの国政選挙費の委託金、合わせて4,127万5,000円などがございます。 続きまして、16ページ下段をお願いいたします。 款19繰入金は、前年比14%、1億8,981万9,000円減の11億6,685万8,000円を見込んでおります。主なものといたしましては、施設整備の財源として、北アルプス山麓仁科の里整備基金から1億5,000万円、ふるさと寄附金を原資としますふるさと応援基金から寄附の目的に応じた事業に充当するため1億2,000万円、一般財源の不足を補う財政調整基金からは前年比2,000万円減の7億7,000万円を繰り入れることとしております。 17ページをお願いいたします。 款21諸収入では、款全体で前年比17.9%増の13億5,344万5,000円で、主なものは、項3目1節1預託金元金収入が、新型コロナ対策として市制度資金の貸付け枠を大幅に増額するため、金融機関に原資となる預託金を2億5,000万円増額しましたことから、元金収入も増額となり7億5,000万1,000円、18ページの上段となります項4目1節3介護予防事業に対する受託金、地域支援事業費受託事業費収入は9,683万6,000円、目3節1上下水道等舗装復旧受託事業収入1,100万円でございます。 最下段に記載してございます項5目5雑入では、節2総務費雑入におけるNHK受信料団体納付預り金や広域連合派遣職員などの人件費、節9消防費雑入の消防団員退職報償基金支出金、節10教育費雑入の学校給食費が主な内容でございます。 続きまして、19ページを御覧ください。 款22市債は、款全体で前年比59.7%増の11億4,522万1,000円としてございます。主なものは、地方財政計画における財源不足として臨時財政対策債を6億6,682万1,000円、美麻地区での定住促進住宅建設や簡易水道などの事業に活用する財源として過疎対策事業債が1億5,440万円、中段にございます北アルプス広域連合が行う白馬リサイクルプラザ建設関連事業の負担金に活用する合併特例債が1億7,300万円、借馬団地の機械設備改修工事の財源としまして公営住宅整備事業債が4,250万円としております。 以上、一般会計予算の歳入の主な部分について御説明を申し上げました。 歳出につきましては、それぞれの担当部長から説明を申し上げますので、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(中牧盛登君) 次に、歳出について説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(竹村静哉君)登壇〕
◎総務部長(竹村静哉君) それでは、歳出につきましては、予算説明資料を用いて各担当部長から順次説明させていただきます。 私からは、総務部、選挙管理委員会及び両支所のうち、総務部所管事業について御説明いたします。 まず、庶務課、3ページ中段を御覧ください。 人事管理一般経費では、会計年度任用職員の通勤手当として、節8旅費に250人分を一括して計上してございます。 4ページになりますが、節27繰出金に、大町病院経営健全化協力金として、理事者給与及び部課長の管理職手当減額分324万円を計上しております。 6ページでは、最上段の節17備品購入費で、新たに公用車3台の購入を予定しております。 続きまして、企画財政課、1ページを御覧ください。 企画調整一般経費では、節12委託料において国際芸術祭の効果分析調査を、節18負担金補助及び交付金では、「みずのわプロジェクト」への負担金を計上しております。 2ページになりますが、ふるさと応援団事業では、節24積立金で1,750件の寄附を見込んでおります。 4ページ中段になりますが、庁舎管理費の節14工事請負費では、本庁舎1階の冷暖房設備の改修工事を予定しております。 5ページ下段になりますが、病院事業運営費では、繰出金として8億8,000万円を計上しております。 続きまして、まちづくり交流課、2ページ上段を御覧ください。 定住促進事業では、節7報償費に、新規事業として信濃大町
ワーキングホリデー事業を計画しております。 5ページを御覧ください。 芸術文化振興事業、節18負担金補助及び交付金では、国際芸術祭開催のための実行委員会負担金を計上しております。 続いて、消防防災課の5ページ上段を御覧ください。 防災対策一般経費では、節17備品購入費に、民生児童委員の皆さんに貸与する戸別受信機の購入を計画しております。 6ページ下段を御覧ください。 防災施設整備事業の節14工事請負費では、本庁統制局から鷹狩山中継局へ送信している多重波無線装置の更新を予定しております。 続いて、情報交通課、1ページを御覧ください。 広聴広報事業には、3年に一度作成しております市勢要覧と暮らしのガイドブックの作成委託料を計上いたしました。 3ページ最下段になりますが、電子自治体構築事業の節13使用料及び賃借料では、緊急情報メール配信システムの更新を予定してございます。 続きまして、八坂支所、3ページ中段をお願いいたします。 明日香荘管理運営費では、明日香荘の指定管理料を計上しております。 次に、美麻支所の2ページを御覧ください。 美麻地域振興事業では、新たに市民農園を活用した
ワーキングホリデー事業を計画しております。 3ページ中段になりますが、美麻定住促進事業では、二重地区に定住促進住宅3棟の建設を予定しております。 私からは以上でございます。
○議長(中牧盛登君) 民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) 私からは、民生部所管事業につきまして順次御説明を申し上げます。 市民課の1ページを御覧ください。 款2項1目6交通安全対策費では、運転免許証を自主返納された方への支援として、市民バスふれあい号の回数乗車券を交付しておりますが、新たにタクシーの回数乗車券を加え、いずれかを選択していただけるよう見直し、タクシー回数乗車券を交付するための費用を計上しております。 8ページを御覧ください。 款4項1目1保健総務費の後期高齢者健診事業1,617万6,000円の主なものは、後期高齢者健診や人間ドックへの助成のほか、国が進める高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関わる栄養士または在宅保健師の報酬でございます。 11ページを御覧ください。 目3母子保健費の母子保健事業では、12ページになりますが、産後ケア事業の実施に関わる費用のほか、不妊治療助成金、大町病院の産科休止に伴う出産支援のための松本地域出産・子育て安心ネットワーク協議会への参加負担金を計上してございます。 次に、生活環境課の5ページを御覧ください。 款4項2目2廃棄物処理費、北アルプス広域連合負担金4億4,329万7,000円、これにつきましては、ごみ処理広域化推進事業負担金、廃棄物処理事業負担金が主なものでございます。 8ページを御覧ください。 項3目1環境保全費の環境調査事業1,297万7,000円は、臭気などの環境測定費用が主なものでございます。 次に、福祉課の3ページを御覧ください。 款3項1目2障害者福祉費の障害者福祉一般経費290万9,000円は、障害者優先調達法に基づく障害者就労施設からの物品等の調達や労務に関わる費用が主なものでございます。 8ページを御覧ください。 目3高齢者福祉費の北アルプス広域連合負担金4億6,347万2,000円は、介護保険事業に関わる負担金でございます。 13ページを御覧ください。 目7地域支援事業費の地域自立生活支援事業2,868万5,000円は、各地区における地域支え合い活動を実践する生活支援コーディネーター業務や配食サービス等の委託料が主なものでございます。 次に、子育て支援課の2ページを御覧ください。 款3項2目1児童福祉総務費の幼稚園・認定こども園運営支援事業3億2,333万7,000円は、市内3つの私立幼稚園、認定こども園に対し、国が定めた公定価格に基づき支給する施設型給付費が主なものでございます。 下段の児童福祉扶助費1億9,536万9,000円は、次の3ページになりますが、障害児の通所支援給付費及び児童扶養手当給付費が主なものでございます。 8ページを御覧ください。 目3保育所費、保育所管理運営事業2億5,162万円は、保育士や給食調理員等、会計年度任用職員の報酬のほか、施設維持のための光熱水費、賄材料費など保育所運営に関わる経費が主なものでございます。 なお、新年度の保育園の園児数につきましては、全体で400人程度、このうち3歳未満児は130人程度を見込んでいるところでございます。 私からは以上でございます。